<<不動産の重要事項説明書てなに？？>>札幌の不動産買取・売却はスタンドエステートへご相談下さい

2023年10月12日

重要事項説明書とは、

不動産取引において、宅地建物取引業法に基づき、物件の内容や、取引の条件などについて、必要な情報が記載された書面です。

不動産売買の重要事項説明書

不動産売買の重要事項説明書は、不動産売買契約を締結する前に、宅地建物取引士が買主に対して説明を行います。

この説明は、買主が物件を購入するかどうかの判断を行うために必要な情報を提供し、不利益な取引を避けることを目的としています。

重要事項説明書の内容は、以下のとおりです。

• 取引物件の表示
• 法令に基づく制限の概要
• 私道に関する負担に関する事項
• 飲用水などの供給施設・排水施設
• 宅地造成または建物建築の工事完了時における形状・構造等
• その他

なお、重要事項説明書は、宅地建物取引業法で定められた様式に従って作成する必要があります。

不動産賃貸の重要事項説明書

不動産賃貸の重要事項説明書は、不動産賃貸契約を締結する前に、宅地建物取引士が借主に対して説明を行います。

この説明は、借主が物件を借りるかどうかの判断を行うために必要な情報を提供し、不利益な取引を避けることを目的としています。

重要事項説明書の内容は、以下のとおりです。

• 取引物件の表示
• 賃貸借契約の内容
• 敷金、礼金、保証金、解約料などの支払いに関する事項
• 周辺環境に関する事項
• その他

なお、重要事項説明書は、宅地建物取引業法で定められた様式に従って作成する必要があります。

重要事項説明書のチェックポイント

重要事項説明書をチェックする際には、以下の点に注意しましょう。

• 物件の表示が正確であるか
• 法令に基づく制限が把握できるか
• 私道に関する負担がないか
• 飲用水や排水施設が確保されているか
• 宅地造成または建物建築の工事に問題がないか
• その他、気になる事項がないか

また、重要事項説明書の内容について、わからないことや不安なことがあれば、宅地建物取引士に質問するようにしましょう。

重要事項説明書の重要性

重要事項説明書は、不動産取引において、買主または借主が不利益な取引を避けるために重要な役割を果たします。

買主または借主は、重要事項説明書の内容を十分に理解した上で、売買契約または賃貸借契約を締結するようにしましょう。

以下に、重要事項説明書の重要性を具体的に説明します。

• 物件の状態や取引条件を把握できる

重要事項説明書には、物件の所在地や面積、形状、構造、法令上の制限などの情報が記載されています。これらの情報を把握することで、物件の状態や取引条件をより深く理解することができます。

• 取引のリスクを認識できる

重要事項説明書には、物件に潜在的なリスクやデメリットに関する情報も記載されています。これらの情報を把握することで、取引のリスクを認識し、適切な判断を下すことができます。

• トラブルを未然に防ぐことができる

重要事項説明書の内容を十分に理解していれば、後からトラブルに発展するような事態を未然に防ぐことができます。

不動産取引は、大きな金額が動く重要な契約です。重要事項説明書を活用して、安心・安全な取引を実現しましょう。

重要事項説明書の交付・説明のタイミング

重要事項説明書の交付・説明は、以下のタイミングで行われます。

• 不動産売買の場合：売買契約締結の7日前までに
• 不動産賃貸の場合：賃貸借契約締結の3日前までに

重要事項説明書の交付・説明は、不動産取引において重要な手続きです。

買主または借主は、重要事項説明書の内容を十分に理解した上で、売買契約または賃貸借契約を締結するようにしましょう。

また、必ず宅地建物取引士の免許を買主・借主に提示して説明を行うものなのです。